患者さんの理想と現実

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患者さんの理想と現実

歯医者についてのあれこれ

2020/02/27 患者さんの理想と現実

『詰めているものが外れたから、一寸付け直してください』

そういう患者さんがよく見えます。

多くの場合は、簡単な処置で済みます。
ですが、簡単には終わらないケースがあります。

 

たとえ話をします。

貴方の家で雨漏りがしたとします。屋根を見てみると、屋根瓦が幾つか割れていました。
屋根瓦を何枚か直せばいいと思って大工さんにみてもらいます。
すると、大工さんが言うんです。

 

「屋根瓦だけじゃなくて、中が腐ってます。屋根全体を作り直さないとだめです」

 

屋根瓦が何枚か割れたぐらいでは、すぐに雨漏りはしません。

雨漏りがするのは、割れた屋根瓦から水が染み込み、屋根を支える木材が水を吸った後です。

屋根瓦が割れてすぐ直せばいいんですが、屋根がどうなっているかなんかは、普通はチェックしません。

そのため、雨漏りが起こるまでは年単位の時間が過ぎる場合もあるわけです。

そうなると、屋根の下の木材が腐っていて、挙句に屋根全体を直さねばならないなんことも起るでしょう。

いや、下手をすると家を建て直さないとだめというケースもあるでしょう。

 

歯の詰め物が取れたしまったというケースも、これと同じ事態になることがあるわけです。
前にもお話ししましたが、虫歯というのは口の中で砂糖が腐って歯が溶ける病です。
雨漏りがするまで屋根が腐ったことに気づかないように、詰め物が取れるまで虫歯に気づかないということは、よくあるのです。

 

虫歯でボロボロの歯に、そのまま接着剤を使ってもうまく着きません。
噛んだ力にボロボロの歯が耐えられないからです。

だから、虫歯のところを削らなければいけません。

そういう場合、少し削るだけで済むことは少ないです。

歯髄を取らなければいけないケースも多いです。

その場合、詰め物は作り直しになります。

 

ですが、こういう場合、患者さんが思うのがこんな感じです。

 

『一寸取れただけなのに、歯医者でガッチリ削られちゃった』

 

患者さんのお気持ちとしては、偽りのない本音なのでしょう。
それを悪く言うつもりはありません。
こちらも削りたくて削っているわけではないので、些かこまります。

 

世の中思い描いた理想と現実が違うのは、当然です。
どこか適当なところで折り合いをつけて貰えると嬉しいです。

 

 

 

 

写真は、木瓜です。『ぼけ』と読みます。
実が瓜に似ているため、木になる瓜で木瓜となったわけです。
発音は『もっけ』からいつの間にか『ぼけ』になったようです。

大分蕾が膨らんできました。
もうしばらくしたら可愛い花が咲いてくれます。

 

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