ポジショナー

こばやし歯科医院

03-3388-7887

〒164-0001 東京都中野区中野5-66-3 木村ビル3F

診療時間/10:00 〜 13:00 15:00 〜 20:00 土曜のみ午後診療14:30~17:00 定休日/木,日,祝

ポジショナー

噛み合わせを治したら、肩こり、腰痛、偏頭痛を楽にできるようになった件

2020/05/27 ポジショナー

 

ポジショナーを端的に言いますと、上顎歯列にはめるマウスピースです。
この装置によって、理想的な顎の位置へ矯正します。
完成品は写真に示すような形をしています。

 

 

本来、顎は次のような位置にあるのが基本です。

 

①唇は閉じている
②舌の先端は上顎前歯の付け根にある
③上下の歯と歯の間にわずかな隙間がある

 

【①唇は閉じている】理由は、鼻で呼吸するためです。
鼻と口は繋がっているため、口が開いているとそちらの方が大きいので、口で呼吸してしまいます。口で呼吸すると顎がしなければいけない仕事が増えるため、本来の機能が低下します。

 

【②舌の先端は上顎前歯の付け根にある】のは、顎の位置情報をより正確に把握するためです。顎の動きに合わせて舌が動きます。舌を支配する神経は脳に直結しています。このため、舌の動きの情報が顎の位置を知る補助になります。

 

また、舌がこの位置にあると舌の動きがよくなり、顎の動きもスムーズになります。

 

【③上下の歯と歯の間にわずかな隙間がある】のは、顎を動かしやすくするためです。
噛んだままの状態でいると、顎を動かすためには一度口を開けないといけません。このため、上下の歯と歯の間にわずかな隙間がある方が、素早く動けます。これは大きく口を開けた状態でいても同じです。

 

顎が素早く動くため、無駄な動きが少なくなります。結果頭の位置が安定し、そのことが姿勢の安定につながるのです。

 

 

これが顎の基本的な位置です。顎位と姿勢が安定すると獲得できます。この顎の位置がとれるようになった上で、顎が頭蓋とのバランスがとりやすい位置が、姿勢にとって理想の位置になります。

 

この位置に一番大きな影響を与えるのが、上下の歯の噛み合わせです。

 

本来なら、上下の歯を理想的な形に整えるのが噛み合わせの改善になります。
ですが、それは大変な時間と手間がかかります。何より、顎の位置を決めているのは、上下の歯列だけでなく姿勢も関わってきます。姿勢が関わることで、全身の筋肉にと、影響を及ぼす範囲が広いのです。

 

言い換えると、このことを考慮しないで上下の歯の噛み合わせを触ると、更なるトラブルを呼ぶことがあります。このことが顎関節症の治療を難しくしていることの一因です。

 

基本的に、上下の歯の噛み合わせの位置関係で顎の位置が決まります。これが理想の位置なら問題がないのですが、普段の生活習慣や癖などがこの位置をずらしています。
上記の条件を満たした位置に顎をポジショナーで誘導します。

 

人間の持っている機能に、同じ状態を保持するというものがあります。そして、それが身体にとって楽な状態なら、なるべくその位置を保とうとします。

 

この機能を利用し、身体にとって最適な顎の位置を脳に学習させるわけです。新しい反射を作っていくわけです。そして、その位置で顎を動かすことで必要な筋肉を育て、その状態をなるべく長期間保とうとしているわけです。

 

やっていること自体は、野球選手が毎日素振りをすることで、反復練習で筋肉と反射を鍛え、理想的なバッテイングフォームを作ることと変わりありません。ただ、それを日常の動作に組み込むことで、反復練習を無意識でするようにしているのです。

 

ポジショナーは、最適な顎の位置を学習させ、新しい反射を作るための装置です。
言わば脳や神経に作用させます。このため、使用時間は1回1分程度で十分です。
前にも書きましたが、時計の時報合わせと同じです。

 

逆に言うと、顎が最適な位置にいないと様々なトラブルが生まれます。

 

一番多いのが食いしばりによる弊害です。

 

顎が不安定な場合、無意識のうちに上下の歯が接触する時間が増えるのです。
上下の歯が接触するのは実はあまり長くありません。1日10分から15分ぐらいといわれています。しかも、歯が接触するのは噛むためですので、1回の接触時間は短いです。
言うならば短距離走の選手です。短距離走の選手にフルマラソンの距離を走らせることにメリットがありますか?

 

そして、咬んだ時の力はとても強いです。奥歯には食事の際は自分の体重と同じくらいの力がかかるといわれています。運動時には3倍の力がかかります。その力は顎だけでは受け止めきれません。首や肩の筋肉が連動して力を分散させています。

 

仮に1日30分食いしばっていたとします。食事の際の上下の歯の接触時間を含めると、食いしばらない場合の3倍から4倍の仕事量になります。3倍から4倍の仕事をしたら疲れませんか?当然、首や肩の筋肉も同じ仕事をするわけです。首や肩の筋肉を支えるために、お腹や背中の筋肉が、更には下半身の筋肉に負荷がかかります。

 

顎が安定していればしなくて済む仕事をする結果、様々な筋肉が過重労働になり、肩こり、腰痛、偏頭痛などを生む原因になるのです。

 

つまり、顎の位置が安定すれば、これらの原因を潰せることになるわけです。

 

ポジショナーは、そのために働きます。

 

* * * * * * * * *

 

< モビライゼーション > < -Index- > < 噛み合わせ治療の流れ >

 

* * * * * * * * * * * * * * *

 

 

 

 

写真はウォーターコインです。
ウォーターコインは、水草です。
とても丈夫な草で、乾いた土でも育ってくれます。

 

……本当に水草なのか疑いたくなるレベルです(^^;。

 

それでも育ってくれれば、写真のように可憐な花が咲きます。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

こばやし歯科医院

【住所】
〒164-0001
東京都中野区中野5-66-3 木村ビル3F

【電話番号】
03-3388-7887

【診療時間】
月火水金 10:00 〜 13:00 15:00~20:00
土    10:00 〜 13:00 14:30~17:00

【定休日】
木,日,祝

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP